太陽光発電システムの定期メンテナンスの必要性

なぜ定期メンテナンスが必要なのか

人の健康診断と同様に、発電システムの定期的な健康診断を行うことで、現状の把握をすることが重要です。

現状把握のための発電量診断

太陽電池モジュールやパワーコンディショナーなどの機器のなんらかのトラブルによって発電量が低下することがありますが、発電量が0(ゼロ)になることはほとんどなく、多くの場合 20%~50% 程度発電量が低下するという形で異常が発生します。

発電量が0(ゼロ)になった場合は、異常をすぐに発見することができますが、20%~50% 程度の発電量の低下の場合は、

「最近、発電量が少し落ちてきた気がする・・・」と感じながらも、異常が発生していることには気づかず、結局そのまま放置されるパターンが多いのです。

また、天気や太陽光の光の量は毎日変化していますので、適切な発電量がどのくらいのものなのか、お客様自身で判断することはなかなか難しいことだと思います。

太陽光発電システム自体はは非常に素晴らしいものなのですが、上記のような理由から、異常に気づきにくい部分もあるので、発電量の診断を定期的に行うことで、常に状態を把握できるようにしておくことが望ましいのです。

「発電所を設置して以来何もしていない」

「最近、発電量が落ちてきている気がする?」

「売電量が少なくなってきている?」

など、気になった場合には、発電量の診断等も含めた、定期メンテナンスを行うことをおすすめいたします。

 

発電量診断の際の点検と診断の種類

項目 内容 方法
太陽光モジュールの点検 ガラス表面の汚れがないか、破損箇所がないか、障害物がないか など 目視による外観の点検
接続箱・集電箱の点検 接続箱・集電箱などの外箱の腐食や、破損配線の損傷、緩みがないか など 目視による外観の点検
ストリング単位の診断 モニターを設置してのモニタリングによるストリング単位の点検 など ストリング監視設備の設置
パワコン(PCS)の点検
  • 外箱の腐食、破損、変色 がないか
  • 配線の損傷、緩み、断線 がないか
  • 通気口、換気フイルター損傷、異音、過熱 がないか
  • 運転履歴チェックによる、エラーの有無の確認
  • PCS出力データロガーの設定
    など
目視による外観点検
表示モニターのチェック
キュービクルの点検
  • 外箱の腐食、破損、変色 がないか
  • 配線の損傷、緩み、断線 がないか
    など
目視による外観の点検